論点整理 - ワクチン - 医学

ワクチンに関する議論が続いている。本ブログでは、どちらかの立場を取るのではなく、どんな論点で論争をしているのか、を整理してみたい。これらすべての論点で正しく議論できれば、自然と結論が出ると思われる。 まずは、医学知識がない人でもできる統計分…

進撃の巨人-分析5-現実との比較-歴史解釈

物語では、最初は記憶を改ざんされて、壁の外の人類は滅びたと思いこませた。 日本も一昔前は、平和の敵は日本の中にだけあって、中国や北朝鮮を敵視するのは軍国主義だと批判する考え方が一般的であり、今でも多少残っている。そうした平和主義の考え方に染…

進撃の巨人-分析4-現実との比較-記憶の操作と検閲

物語では、始祖の巨人はユミルの民の記憶を操作できることになっている。物語終盤では、エレンがこの能力を使って、ミカサやアルミンの記憶を消していたが、物語初期では、壁の中の民に「壁の外の人類は滅びた」という風に信じ込ませる役割を果たしている。 …

進撃の巨人-分析3-現実との比較-初期政治思想

物語初期時点の一般人の世論は、壁を信じるというものである。 あっさりと破られてしまう壁は、日米同盟(日米安全保障条約)に例えられていると考えられる。細かい条文解釈は置いておくとして、大半の日本国民は概ね「軍事協定であり、アメリカが日本の防衛を…

進撃の巨人-分析2-現実との比較-壁内政治

物語は、壁の中での話から始まる。では、壁の中の政治はどうだなのか。 物語での描写は以下のとおりである。・統治体制に不満を持つ民衆は多くない・土地は狭く、経済環境がよくなく、税の負担が増加・でも、暴動は起きない・貧富の格差はあるが、平和・無能…

進撃の巨人-分析1

進撃の巨人について、政治的な意図があるいう説がある。 旧日本軍の人物をモデルにしたり、収容区がナチスの強制収容所を思い出させるという指摘がある。壁信仰も、憲法9条信仰に例えているとしか見えない。 しかし、作品全体、特にラストを見ると、政治的な…